遺産相続した場合には相続税を納めなければいけません。しかし相続税にはさまざま控除が設けられています。その控除の中の一つに未成年者控除があります。
相続人が未成年者だった場合には相続税から一定額が控除出来るという制度です。
適用条件は、日本国内に居住していること、法定相続人であること、20歳未満の未成年者であることです。被相続人の子ではなくても、孫や養子でも控除を受けることは可能です。
未成年者控除の控除額は、相続人が20歳になるまでの年数1年につき10万円が控除出来ます。1年未満の端数は切り上げて計算されますので、19歳を超えていても10万円の控除は受けられます。参考までに以前は1年につき6万円の控除でしたが、平成27年1月1日以降は1年につき10万円の控除となりました。
もし未成年者の相続人の控除できる金額が相続税額を上回ってしまい控除しきれない場合には、その未成年者の扶養義務者の相続税額からも控除することが出来ます。
また未成年者が以前にも相続税の控除を受けていて2度目の相続となる場合は、最初の相続時に算出した控除できる金額のうち既に控除した金額を差し引いた金額と、2度目の相続となる今回の年齢で算出した控除できる金額のいずれか低い方の金額が2度目の相続で控除できる金額となります。